「営業が辛い…」「辞めたい…」その理由と解決策!悩みすぎていませんか?

こんにちは。ぽつです。

新入社員で営業になった人、ずっと営業で働いてきた人、

さまざまな人がいらっしゃると思いますが、みなさん一度は「営業がツラい…」と壁にぶち当たったのではないでしょうか。

今は売れている営業マンも、なりたての頃や、成績が伸びない時など、そう考えていた時期もあったのではないでしょうか。

今回は営業が辛いと考えている人のために、元住宅営業マンの僕が以下のことを解説していきます。

✔️なぜ営業は辛いのか

✔️「営業が辛い」人の対処法

✔️営業が辛い人へオススメの転職先

目次

なぜ営業は辛いのか

そもそも世間的によく「営業は過酷だ」「激務」とか言われていますよね。

業界によって理由は様々かもしれませんが、なぜ営業職全般が辛いと言われているのか解説していきましょう。

①取り扱っている商品・サービスに不満を感じている

営業は何かを売ることでお客様の問題解決を行うための窓口の仕事です。

営業である以上、自社のものにしろ他社のものにしろ、何らかの商品やサービスを顧客に提案しています。

しかし、自分自身肝心な商材や売り方が好きではない場合、「本当にこれでいいのか?」と不安になってしまいます。

例えば、自分の業績のために商品をよく見せて販売していれば、顧客を騙しているという嫌悪感に陥ることになりますよね。

ビジネスだからと割り切れる人であれば問題はないでしょうが、相手に感情移入しやすい人や、正直な人には辛い仕事になります。

いくら利益のためとはいえ、自分に嘘をついてまで売りたくはないですよね。

②ノルマや目標を達成できない

ノルマや目標が達成できない時が辛い人も多いはずです。

ノルマがないという会社もあるかもしれませんが、営業であれば必ず数字はつきまとってきます。

他のチームメンバーや同期が数字を残しているなか、自分が未達の状況であれば、組織に対して申し訳ないと思ったり焦ってしまい、メンタルを消耗してしまいます。

③拘束時間が長い

営業職はお客様本意である以上、夜中や早朝、土日出会っても電話があったり出勤しなければならない場合が多々あります。

また、平日でも日中外回りや商談をしている場合、事務作業は夕方遅くに会社に戻ってからしかできません。

会社規模が大きく、分業体制が整っていれば営業事務担当に事務作業をお願いすることができますが、そうでなければ自分で負担するしかなく、結果的に長時間労働を強いられることになります。

結果、プライベートの時間を削られてしまい、ワークライフバランスを保てなくて辛いと感じてしまうケースは少なくありません。

④人と話すのが苦手、向いていないと感じる

そもそも自分には「営業が向いてない」と感じている人もいるのではないでしょうか。

営業が向いていない人の特徴

・プライドが高く、下手に出れない
・人付き合いが苦手
・他人に興味がない
・競争意欲がない

などが挙げられます。

営業職はコミュニケーションが全てですから、その人の人間性が直結します。

そもそも性格が向いてない人は、無理して関係を作っていかなければいけないので、ストレスを溜めやすい傾向にあります。

⑤社内の人間関係がうまくいかない

営業に限らず、職場の人間関係は仕事のモチベーションに最も影響を与えます。

やりたかった仕事でも人間関係が悪ければ、やりがいは半減してしまいますよね。

自分が困ったときに心を許して相談できる人がいなければ、1人で悩みを抱え込んでしまうので、なかなか仕事に行きづらくなってしまいます。

⑥将来に不安がある

今働いている会社でこの先ずっと働いていくイメージが湧かない方や、営業マンとしてやっていくことに不安を感じている人は多いはずです。

営業は浮き沈みが激しい仕事でもあります。

今月はいい成績を残せても来月は成績を残せるとは限りません。

不安定な収入、続けていけるのか不安に思って、営業を辛いと感じる人は多いはずです。

「営業が辛い」人の対処法

できる先輩の真似をしてみる

同じ職場のトップ営業マンや身近に数字を残している人を目標に、まずは真似してみてはどうでしょうか。

営業スタイルは人それぞれですが、いきなり自分らしい営業スタイルが見つかるわけではありません。

どんな仕事も真似することから始まります。

どんな提案の仕方をしているのか、どのくらいの距離で顧客と接しているのか、きっと参考になるはずです。

他部署への移動を申請してみる

「営業を辞めたい=退職する」とすぐに考えてしまわずに、他部署へ移動できないか上司や人事に相談してみましょう。

会社としても育てた人材が失われることは大きなリスクになるので、考えてくれるはず。

同じ社内であれば、使用するシステムも変わらず、今までの人間関係を失う心配もありません。

転職活動をわざわざしなくてもいいのはメリットとして大きいですよね。

特定の顧客の担当から外れる

どうしても苦手な担当者がいたり、塗り難題ばかり押しつける顧客の担当になった場合は、担当を外してもらえるよう上司に相談しましょう。

顧客は神様ではないので、こちらにも選ぶ権利はあります。

顧客が変わると営業自体も嫌じゃなくなるかもしれません。

メールや電話で訪問回数を減らす

一昔前とは違い、今はさまざまなコミュニケーションツールがあり、わざわざ客先に出向かなくとも営業できる時代になりました。

あまり顔を出したくない顧客がいれば、定期的にメールを送るだけでも関係性は続いていきます。

重要な案件があるときだけ訪問するという営業スタイルなら、精神的・身体的負担は軽減されるでしょう。

ストレス解消法を見つける

営業職は他部署よりもストレスを感じやすい仕事です。

ストレスを溜め込みすぎないようにするためにも、自分なりのストレス解消法を見つけてガス抜きすることが大切です。

同僚や友人と飲みにいく、家族とコミュニケーションをとる、趣味に没頭するなど。

オンとオフをしっかり切り替えるようになれば、メリハリをつけて働けるようになるでしょう。

転職する

転属を聞き入れてもらえず、現状維持しか解決策がない場合、転職するしか方法がありません。

営業を辞めたい理由が、商材や顧客、現在の人間関係にある場合は他の業種や企業で営業を続けていける可能性があります。

営業そのものをやりたくない場合は、新しい職種にチャレンジしてみましょう。

辛いと感じにくいオススメの転職先

営業職の場合

個人営業ではなく法人営業

営業には個人営業と法人営業の2種類がありますが、法人営業の方が比較的辛くない傾向にあります。

理由としては

・個人営業は営業件数が多い
・個人営業は生活に介入する形なので、クレームやトラブルになりやすい
・個人営業は自分だけが担当することが多く、負担が大きい
・法人営業はビジネス上の対等な関係性

などが挙げられます。

社風や業界によっても異なりますが、法人営業の方が精神的な負担は少ないと言えるでしょう。

ルート営業や反響営業が主なスタイル

営業スタイルによっても営業のキツさは異なります。

営業スタイルを大きく分けると、以下の通りです。

営業スタイルの種類特徴
飛び込み営業新規開拓のため、見ず知らずの顧客のもとにアポ無しで訪問する
ルート営業すでに取引のある顧客のもとに定期的に訪問して営業する
反響営業問い合わせがあった顧客の元に対して営業する
テレアポ営業とにかく電話をかけて、アポイントの獲得をし営業につなげる
受付営業実店舗に来店した顧客に対して営業を行う

新規顧客へのアプローチが主体となる「飛び込み営業」や「テレアポ営業」は辛さを感じやすい営業スタイルになります。

比較的営業をしやすいのはすでに顧客が決まっている「ルート営業」「反響営業」になります。

転職活動をする際は、求人票や広告求人、企業ホームページをしっかりとチェックし、どの営業スタイルを行う会社なのかをリサーチしておくようにしましょう。

顧客満足度の高い商品・サービスを取り扱っている

業界トップシェアや、顧客満足度の高い商品を取り扱う営業であれば、クレームが発生しにくく、営業もしやすくなります。

オンリーワンの商品を法人向けに販売している企業は特にオススメです。

このような企業は、営業しやすいことに加え、他の応募者が少なく求人倍率が低いといった特徴があります。

転職活動では積極的に応募しておくと良いでしょう。

メーカー業界の営業職

メーカー業界の営業職は、実際の営業を販売代理店に委託しているケースがあります。

この場合、自分自身が顧客に営業を行うのではなく、販売代理店に営業してもらえるようにサポートを行うという仕事になります。

そのため、同じ営業職でも全く違う仕事として取り組むことができます。

他業種の場合

事務職

総務、労務、経理、人事といった事務職は営業のようにノルマを課せられることはなく、自分に与えられた仕事をこなせば良いといったスタイルの仕事が多いです。

また、ミスなく集中して仕事に向き合う必要があるので、コミュニケーションの量も営業に比べれば少なくなります。

黙々と仕事できる環境に入りたいのであればオススメの業種です。

ITエンジニア

ITエンジニアはプログラミングスキルを用いてシステムやアプリの開発を行う業務です。

最近では需要の高さから、プログラミング未経験者であっても、社に研修を経てITエンジニアとして活躍できる企業も増えてきています。

ITエンジニアとしてスキルアップすることで自分の社会的価値を高めることができます。

将来的には独立をしてフリーランスといった働き方も選べるため、非常に柔軟性のあるキャリアを歩めるでしょう。

マーケティング職

マーケティング職は、既存商材の売り上げの最大化を担う仕事ですが、実は営業の経験を活かせる仕事でもあります。

営業で培った「顧客が賢んしていることは何か」「提案を受け入れてもらうにはどうすればいいか」など、貴重な情報を活かすことができます。

最近ではWebマーケティング職のニーズも増えてきているので、選択の幅も広がっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

営業が辛いと言われる理由と、オススメの解決策、転職先を紹介してきました。

仕事は皆辛いと考えています。

経験上、営業は特に「断られることが仕事」だと割り切って働けるようになると精神的に楽になります。

割り切れず、我慢ができなくなった場合は、今回紹介した方法を実践してみると良いでしょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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