賃貸の家賃交渉はできる?知って得する値下げ交渉術!

こんにちは。ぽつです。

賃貸物件に住んでいる人にとって、最も負担となる家賃。

これから電気代やガソリン台の物価が上昇していくと言われている中、同じ家賃を払い続けていては負担が増すばかりです。

特に新しく賃貸契約をする人はできるだけ家賃を抑えて契約をしたいですよね。

また、契約更新する人にとっては、そもそも下げてもらえるのか疑問に思う人もいると思います。

今回は

・そもそも家賃交渉は可能なのか
・どのタイミングで家賃交渉すべきか
・家賃交渉の相場はいくらなのか
・家賃交渉のコツはなんなのか

以上の4点を解説していきます。

この記事はこんな人にオススメ

・これから新しく賃貸契約をする人
・これから賃貸の契約更新をする人
・今の物件の家賃に満足してない人

目次

そもそも家賃交渉は可能か?

結論から言うと、家賃交渉は可能です。むしろ、家賃交渉はほとんどの契約でされており、当たり前と思ってもらって大丈夫です。

ただし、値下げ交渉できない物件も少なからずあります。不動産会社は大家さんから「値下げできない」と事前に伝えられている物件に関しては値下げ交渉はできません。

そこを無理に値下げ交渉してしまうと、大家さんから不動産業者への信頼関係が崩れることになります。それぞれの立場をよく考えて家賃交渉できるかどうか判断をする必要があります。

家賃の価格にはちゃんと理由がある

そもそも提示される家賃は思いつきで決められたものではないということを知っておかなければいけません。賃貸物件の家賃算出方法には、次の2つがあります。

積算方元金に対して得たい収入がどれくらいなのか想定して家賃を割り出す。
加えて築年数や立地条件、設備等の特徴を加味し、算出される。
賃貸事例比較法該当の物件が存在するエリア内競合物件の家賃相場から実際の家賃を算出

ほとんどの大家さんはどちらかの方法で家賃を決めており、これを下げることは大家さんの収入を直接下げることにつながります。

そのため、むやみに「下げれるだけ下げて」と言い放つのは良くありません。交渉するときは相応の根拠を提示し、互いに納得できる契約にしましょう。

家賃交渉に適したタイミングは?

おすすめのタイミングは大きく2つあります。

入居の申し込みをするタイミング

不動産業界には繁忙期と閑散期があり、閑散期である5〜9月は家賃の交渉におすすめのタイミングです。

※7〜8月は数ヶ月空き部屋だった物件があるため、さらに交渉しやすい

逆に、繁忙期に家賃の交渉をしても、仲介業者が忙しく、大家さんとゆっくり交渉をしてくれなかったり、大家さんが強気にでたり、要望が通りにくくなります。

入居後の契約の更新のタイミング

入居者が出てしまうと、大家さんとしては清掃や精算の手間が増えるばかりか、収入も得られなくなります。

また、リフォーム費用や不動産業者に支払う仲介手数料も発生するので、契約を更新して住み続けてもらう方が大家さんとしてはありがたいんです

家賃交渉いくら下げれる?相場は?

みなさんの中には「5000円下げたい」「1万円下がればなあ」と希望を抱いてる方もいるかもしれませんが、そこまで大きく交渉が通ることはごく稀です。

一般的に下がるとしても、1000〜2000円前後です。

必ずしもこの金額とは言えませんが、とんでもなく物件が高い場合であれば1万円の値下げ交渉も可能かもしれませんね。

家賃交渉のコツは?

入居前の方

下げれば即入居を約束する

入居の本気度を相手に伝えることが重要です。大家さんや不動産業者にとってはこの話が水の泡になってしまっては大きな機会損失になってしまいます。

​​もし入居したい物件が少しだけ予算オーバーだった場合は、「家賃をあと2,000円値下げしてもらえれば入居します」と具体的な希望を伝えよう。

この物件を気に入っていて、値下げしてもらえた暁には必ず入居するという「本気度」を伝えれば、その熱意に動かされて交渉に応じてくれるかもしれません。

「根拠」を明確に伝える

先ほど述べた通り、家賃は基本的に「家賃事例比較法」で決められることが多いので、家賃交渉の際は、周辺エリアの家賃相場から妥当かどうかを判断してもらうことがオススメ。相場から大きく外れていれば家賃を下げてもらえる可能性があります。

敷金、礼金など家賃以外の値下げを交渉する

家賃自体を下げることができそうになければ、初期費用の負担を少しでも減らすためにも、敷金礼金を交渉してみるといいでしょう。

僕の場合は、会社から家賃補助が出ない分、初期費用は全額負担してくれたので、敷金礼金あげていいので、家賃下げてくださいと頼んだこともありました。

入居後の契約更新の方

大家さんと相談できる関係を作っておく

家賃交渉は人と人との契約なので、人間関係が重要でもあります。契約を更新する以前に、コミュニケーションをとっておいて、相談しやすい関係を作っておくことが大切です。

同じ物件に住んでいたり、共用スペースの清掃に来たりと、大家さんと顔を合わせることがあります。すれ違ったときは挨拶したり、困っていることがあれば相談しておくといいでしょう。

「根拠」を明確に伝える

入居前と同じく、値下げの妥当性を主張することが大切です。特に入居後では入居前の状況とどこがどれだけ変化したのかを明示する必要があります。

例えば

・近隣の商業施設が撤退した

・車通りが増えて騒音が気になる

・マンションができてベランダからの眺めが悪くなった

・築年数が経過して物件や設備が古くなった

などが挙げられます。物件は住めば住むほど価値は下がる物なので、仕方がないことです。契約更新の時に思い切って相談してみると良いでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。家賃交渉のコツを紹介してきましたが、これから物件を探す人や、家賃が少し高いと悩んでた人にとって参考になること間違いありません。

わざわざ書くこともないですが、1000円値下げできたら1年間で1万2千円もお得です。少しでも納得のいく家賃で住めるように不動産会社や大家さんに相談してみるといいでしょう!

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