コーディングとプログラミングの違いとは?初心者にもわかりやすく解説

こんにちは。ぽつです。

これからIT業界で活躍したいと考えてる人の中には

プログラミングに興味があるけど、コーディングの意味がわからない…

そもそもプログラミングとコーディングの意味って何?

と考えている人は少なくないはずです。

そんな疑問に分かりやすく答えていこうと思います。

どちらもよく使う言葉ですので、意味を混同しないように今のうちにしっかり理解を深めておきましょう。

それでは解説していきます!

目次

「コーディング」とは?

そもそもコーディングの意味って何なんでしょう。ここでしっかりと説明しておきましょう。

『コーディング』:プログラミング言語やマークアップ言語を使ってソースコードを書くこと

少し難しく聞こえますが、コンピュータやWebサイトが理解できるような言葉を入力することです。

コンピューターが理解できる言語とは、HTML、CSS、JavaScript、PHP、C++、Unityなどです。

「プログラミング」とは?

では一方で、プログラミングとは何でしょうか。

プログラミング』:コンピューターに指示を伝えるためにコンピューターが理解できる言葉である「プログラム」を作ること

あんまり違いが分かりにくいですよね。詳しく解説していきましょう。

コーディングとプログラミングの違いは?

そもそも、プログラミングは図のような5つの工程に分かれています。

・プログラムの設計

・プログラミング言語で記述

・プログラムのテスト

・不具合の修正

・完成

この一連の流れをプログラミングと呼びます。

対するコーディングは2番目の「プログラミング言語で記述」のことを指しています。

つまり、コーディングはプログラミングの一部になるわけです。

それぞれの意味を理解すると、プログラミングとコーディングは全く別物であることが分かりますよね!

コーディングではどんなことを書いてるの?具体例は?

主にコーディングを扱う職業の人は、WEBのフロント部分を担当することが多いです。

プログラミング言語は「フロントエンド言語」と「バックエンド言語」の2種類に分かれます。

フロントエンド言語バックエンド言語
使用言語・HTML
・CSS
・JavaScript
・Ruby
・PHP
・Python
対象・Webブラウザ
・Webデザイン
・Webサーバー
・データベース

フロントエンド言語はWEB上のデザイン面を構築し、バックエンドはサーバーやデータベースを構築します。

フロントエンド→目に見えるところ バックエンド→目に見えないところ
のイメージです。

コーディングでは、フロントエンド言語を使って、WEBサイトの基本的な構造やデザイン、動きを構築します。

コーディングに必要な知識

HTML

HTML(Hyper Text Markup Language)は主に、WEBサイト上の文章構造をコンピューターに伝えます。

タイトルやヘッダーなど、サイトの基本構造を設定することができます。

HTMLはWebサイトの土台と覚えておきましょう

WEBサイトの作成はHTMLから始まります。

CSS

CSS(Cascading Style Sheets)はWEBサイト上にデザインを適用でき、利用者の目を引く構成を作ることができるようになります。

具体的には、テキスト情報の一部を強調したり、色を変えたりすることで目を引くデザインを作ることができます。

CSSはHTMLに装飾を行うものと覚えておきましょう。

JavaScript

JavaScriptはWebページを作成するためのプログラミング言語です。

HTMLが静的に情報を提供するのに対し、JavaScriptでは動的に情報を提供します。

例えば、動画やマップで表示することで、文字だけでは伝わりにくい情報を視覚に訴えることを可能にします。

CMS

CMS(Contents Management System)はWEB制作に必要な知識がなくても、WEBサイトやコンテンツを簡単に構築・管理・更新できるシステムのことです。

最近ではCMSを導入する企業が増えているため、コーディングをスムーズに行うためにも仕組みを知っておく必要があります。

特に、世界的に使用されている「WordPress」は勉強しておくことをおすすめします。

WordPressに関しては別の記事でも詳しく解説していますので、併せて見てみてください!

コーディングを学ぶ方法

独学で勉強する

独学で勉強がしたいという方には、本と学習ツールをうまく併用することをオススメします。

本に関しては学びたい言語によって内容が大きく異なりますので、就きたい職種から逆算して探すと良いでしょう。

オススメの学習ツール①:『progate』

出典:progate

有名なサイトで、『progate』というサイトがあります。

これは3時間半でコーディングの基本を実践できる内容を無料で使うことができます。

無料でここまでしていいの?というのが正直な感想です。

これから始める初心者の方には特におすすめのサイトです。

おすすめの学習ツール②:ドットインストール

出典:ドットインストール

次に紹介するのは『ドットインストール』です。

3分の動画を視聴するだけでいいので、忙しい中のスキマ時間での学習が可能です。

有料会員になれば、月額1080円で幅広い分野の学習教材を受講可能です。

忙しい人や、すぐに大金を用意しにくい方に、特におすすめのサービスです。

スクールを活用する

本腰を入れてしっかり勉強したい方』、『モチベーションの維持に自信がない方』にはスクールに入ることをオススメします。

最近はIT業界は急速に発展してますから、オンラインスクールがたくさんあります。

オススメのオンラインスクールをざっと紹介していきましょう。

おすすめオンラインスクール①:Udemy

出典:Udemy

よくCMをやっているのを見かけますよね。

Udemy』ではITに限らず、あらゆる分野の専門家の講義を受けることができます。

コースの内容はもちろん充実しており、一度お金を払えば無期限で視聴することができます。

おすすめオンラインスクール②:デイトラ

そのため、オンラインスクールに絞られると思うのですが、特にオススメしたいのはデイトラです。

出典:デイトラ

デイトラの強みはかなり多いです。

・とにかく費用が安い

・教材が閲覧無期限(いつでも見れる!)

現役プロのメンターに教えてもらえる

仲間と繋がることができる(オンラインでは珍しい!)

特に「仲間と繋がる」ことができるのは、かなり強いですね。

オフラインスクールのいいところをとったオンラインスクールです。

モチベーションが上がりますよね。

短期間で専門知識を磨くことを求めるのであればオンラインスクールという選択肢もありです。

コーディングを学ぶ上でのポイント

テストを行う

コーディングとは一般的にはプログラミングの一部であり、設計やテストを含まない「コードを書く」ことだけを指します。

しかし、WEBサイトのコーディングでは、コーディングの内容の正確性を確認する「テスト」が必要になります。

コーディング内容が意図した表示になっているかを確認するために、コーディング結果の確認は必ず行いましょう。

丸暗記しない

コーディングすべき内容はある程度テンプレートが存在しています。

テンプレートに記載された文字だけを捉えるのではなく、その文字の意図を考えた上でコードに反映させましょう。

ただコードを書くのではなく、書いたコードがどう動き、利用者がどう使うのかまで考えながらコーディングすることで応用力も身に付きます。

いくら量をこなしても、質が高くなくては意味がありません!

コピー&ペーストしない

大量のWEBページを作成する際は、既存のソースコードからコピー&ペーストをして、作業の効率化を図ることもあります。

自分が作成したプログラムからの模倣は問題ないものの、他人の作成したプログラムからの流用は著作権に触れる危険性があります。

特に、WEBデザインに関するコピーは著作権違反となる可能性があります。

また、コーディング学習中のコピーやペーストも、覚える勉強にならないので避けるようにしましょう。

独学の場合は基礎から学ぶ

コーディングを独学で学ぶ場合は、基礎から勉強することが重要です。

スクールや学習サービスでは、カリキュラムに従えばいいのですが、独学だと何から学べばいいのかわからないのが普通です。

いきなり応用から学んでしまうと、うまく覚えることができない場合もあります。

コーディングの基礎は何なのかよく考えてから勉強を始めましょう。

コーディングを活かせる職業とは

WEBコーダー

WEBコーダーは、WEBデザイナーが作り上げたデザインをインターネット上で形にする職業です。

主に使う言語は以下の3つです。

・HTML
・CSS
・JavaScript

そのほかにも先ほど紹介した「WordPress」などのCMSの知識も求められることがあります。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニア」はクライアント側、つまり目に見えるWEBブラウザ側で作動する部分の構成を設計・構築する仕事です。

フロントエンドエンジニアもWebコーダーと同様に以下の3つの言語を使用します。

・HTML
・CSS
・JavaScript

同じようなスキルが求められますが、フロントエンジニアはWEBコーダーよりも幅広いスキルが求められる職業です。

一般的にWEBコーダーの上位職として認識されます。

バックエンドエンジニア

フロントエンドエンジニア志望でも、バックエンドのスキルを身につけておけばより業務の幅が広がります。

より活躍の場を広げ、バックエンドエンジニアとして働きたいのであれば、プログラミングスキルを身につけておくと良いでしょう。

使う言語は以下の通りです。

・PHP
・JavaScript
・Python
・Ruby

Webデザイナー

WEBデザイナーは依頼されたWEBサイトのデザインを制作する職業です。

配色やロゴなど、ブラウザ上で表示されるWEBサイトのデザインを作り、コーディングを行います。

WEBデザイナーはクライアントの意向にあったWEBサイトをデザインするために、以下の順に沿って業務を進めます。

①顧客からのヒアリング
②デザイン作成
③ワイヤーフレームの構築
④コーディング

近年はコーディングを任されるケースが増えているので、WEBデザイナーはWEBコーダーの業務を含むケースも考えられます。

いずれにせよ、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識は身につけておくと良いでしょう。

WEBデザイナーに関しては詳しく別の記事でも取り上げていますので、併せて見てみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このサイトでは以下の内容を解説してきました。

・コーディングとプログラミングの違い
・コーディングには何を書いているのか
・コーディングに必要な知識
・コーディングを学ぶ方法、注意点
・コーディングを活かせる職業

IT業界でキャリアアップしていきたいと考えている人には参考になったのではないでしょうか。

これを機に少しでもコーディングに興味を持ってくれれば嬉しいです。

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