大学生が仕送り無しで一人暮らしするには?【対策7選】

こんにちは。ぽつです。

大学進学で一人暮らしを検討している人の中には、仕送り無しで暮らそうとしているの人もいるのではないでしょうか。

そもそも仕送りなしで一人暮らしはできるの?

どうしたら仕送り無しで一人暮らしできるの?

そう思っているあなたの疑問にお答えします!

私も大学2回生の時から仕送り無しで一人暮らしをしていたので、体験談込みで解説していこうと思います。

目次

仕送りなしの一人暮らしは可能!

結論から言うと、大学生で仕送り無しでも一人暮らしは可能です。

ただ、工夫が必要です。甘くはないと言うことですね。

今回は仕送り無しでも充実した学生生活を送るための対策をまとめました。

一人暮らしにかかる初期費用・毎月の生活費はいくら?

そもそも仕送り無しで一人暮らしが可能か判断する前に、学生の一人暮らしにはいくらかかるのを知る必要があります。

大学生の一人暮らしに必要な初期費用は約20万〜40万円

最初に一人暮らしを始めるために必要な費用です。具体的には

・前家賃…家賃の1〜2ヶ月分
・敷金・礼金…家賃の1〜2ヶ月分
・火災保険
・鍵交換費用…1万円程
・引っ越し費用…5〜8万円
・仲介手数料
・家具家電費用

物件の家賃にもよりますが、初期費用はその約5倍を考えておくといいでしょう。

家賃が5万であれば25万円を想定すると良いでしょう!



大学生の一人暮らしに必要な生活費は毎月10万〜15万円

毎月あたりの生活費用の内訳は以下の通りです。

家賃約50,000円
食費約27,000円
水道光熱費約7,000円
娯楽・交際費約20,000円
スマホ・ネット料金約8,000円
衣類・日用消耗品代約5,000円
交通費・医療費約5,000円
サークル活動費約5,000円
合計約127,000円

毎月13万の収入を確保するためにはほとんど毎日アルバイトしなければなりません。

学生は平日が入る時間が限られてしまいますから、深夜手当がつく22時以降にシフトを入れるなどの工夫が必要になります。

私は実際バイト常に2つ以上は掛け持ちして、いつでもシフトに入れるようにしていました。

毎週休みの前日は夜勤を入れてガッツリ稼いでましたね。

大学生が学費も負担するならさらに毎月4万円〜12万円かかる

もし自身で学費を負担するとなれば、月々の費用はさらに大きくなります。

文部科学省によると、2022年現在の大学の学費は

・国公立大学:約80万円

・私立大学:約100万円〜150万円

ですから、相当生活費を切り詰めていかないと一人暮らしは厳しくなってきます。

奨学金を借りたり、学費免除などを利用すると良いでしょう。

仕送り無しでも大学生が一人暮らしするための対策7選

一人暮らしの大学生が勉強と生活を両立させるには、使えるお金の確保と節約対策が必要です。それぞれをこちらの順番で7つご紹介します。

・奨学金・学費免除・減免制度を利用する
・家賃が安い部屋を借りる
・年金の支払いを猶予する手続きをする
・自炊・学内食堂を活用する
・教材費を抑える
・効率的にアルバイトする
・通信費を抑える

奨学金・学費免除・減免制度を利用する

日本学生支援機構の奨学金制度を利用する場合、奨学金の種類によって貸与できる金額や利子の有無が異なります。

特に令和2年から始まった「高等教育の修学支援新制度」は、給付型の奨学金で大学の授業料や入学金を既定の額まで支援します。

家族構成にもよりますが、年間世帯所得が一定の基準以下の学生が対象です。世帯収入に応じて、第Ⅰ類~Ⅲ類までの3つ基準から支援額が決まります。

ご自身に必要な学費や生活費から不足する金額を算出した上で検討してみましょう。

また、学費免除・減免制度を活用することで、学費面での負担を軽減することができます。

たとえば、先ほどご紹介した「給付奨学金」の対象になる場合は、授業料等の減免も受けられるかもしれません。

家賃が安い部屋を借りる

生活費で最も割合が大きいのが家賃です。

住み始めてからでは家賃を減額することはできませんので、お部屋探しの時点で納得のいく物件を見つけておく必要があります。

物件は見始める前におおよその予算を決めてから探し始めるのがオススメです。

また、大学から近い物件も便利ではありますが、値段が高くなりがちです。

最寄り駅まで徒歩や自転車で移動することも考慮しながら、20〜30分以内で通える範囲で探すことをオススメします。

年金の支払いを猶予する手続きをする

日本では20歳になると、国民年金に加入し、毎年年金保険料を払わなければなりません。

しかし、「学生納付特例制度」を活用すれば、学生の間の支払いが猶予され、卒業後に貢納することが可能になります。

現在令和3年時点で年金保険料は月々16,610円になります。

学生にとっての負担はかなり大きいですよね。

ただし、アルバイトなどで前年の月収が10万円以上の人は「学生納付特例制度」の適用外となるため注意が必要

学生納付特例制度の申請方法

申請先住所登録されている市役所・年金事務所(郵送での申請も可能)
申請に必要なもの申請書、学生証、年金手帳か基礎年金番号通知書
適用条件前年度の本人の所得額が規定額以下(家族の所得は不問)

自炊・学内食堂を活用する

一人暮らしの生活費の多くを占めるのが食費です。

自炊をするときは、あらかじめ数日分の献立を考えてからまとめ買いをすれば、食材を無駄なく使用できるので節約につながります。

また、外食よりも安くで食べられる学内食堂を利用することで食費を抑えるよう心がけましょう。

私の場合、自炊はせずに賄い付きのアルバイトをしたり、スーパーの安くなったお惣菜を食べて節約していました。

教材費を抑える

大学の授業で必要な教材は、専門書がほとんどでどれも高額です。

全て新品で揃えてしまうと新学期ごとに大きな負担になってしまいます。

そのため、大学の先輩から中古で譲ってもらったり、借りるたりすることをお勧めします。

他にもオンラインショップで中古でも販売していたりするので、見てみると良いでしょう。

効率的にアルバイトする

世の中には様々なアルバイトがありますが、いづれにせよ1つのバイトで仕送り無しの一人暮らしを賄うのはかなり難しいと言っていいでしょう。

アルバイトのシフトは他の人も同じように組み込まれていきますから、希望した日に自分が入れないことも少なくありません。

そのため、2つ以上の仕事を掛け持ちをしてより効率的にアルバイトをすると良いでしょう。

中でも代表的なアルバイトが以下の2つです。

飲食店・コンビニエンスストア

多くの方がこの2つでアルバイトをしている理由としては放課後から夜までガッツリ働けるからと言うのと、賄いや廃棄がもらえるからです。食費を浮かすことができますしね。

家庭教師・塾講師

時給が高いので、効率的に稼ぐことができます。また、人に教えるのが得意な人であれば、長所を活かせます。

通信費を抑える

大手キャリアで契約している方は特に月々の通信費は見直した方が良いでしょう。

大手キャリアの通信費は平均月々で8,000円なのに対し、格安SIMでは月々4,000円とかなりお得に契約ができます。

引っ越しする際、Wi-Fiが無料の物件であれば、外でしか通信容量を消費しないことになります。近頃は無料Wi-Fiを早苗他大学が増えているので、わざわざ大手キャリアで通信容量の多いプランにする必要もなくなってきています。

一人暮らしを考える上で、通信費の見直しをしておくことをお勧めします。

まとめ

仕送り無しで一人暮らしをするのは難しいイメージがあるかもしれません。

しかし、今回ご紹介した対策をすることで、工夫次第で仕送り無しでも十分可能と言えます。

まとめると以下の通りです。

・奨学金・学費免除・減免制度を利用する
・家賃が安い部屋を借りる
・年金の支払いを猶予する手続きをする
・自炊・学内食堂を活用する
・教材費を抑える
・効率的にアルバイトする
・通信費を抑える

全てを実践することは難しいので、自分にできることから少しずつ実践してみてください。



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