こんにちは。
みなさんは長時間の勉強や仕事のBGM、何を聞いてますか?
自分の好きなロックバンドやゲームBGM、何も聞かない方が集中できる人もいるかもしれません。
そんな中で、『Lo-Fi(ローファイ)』という音楽ジャンルをご存知でしょうか。
YouTubeの作業用BGMでよく目にするキーワードで、24時間も配信しているチャンネルなんかも存在しています。
今回は近年人気のLo-Fiiについて解説していきます。
サクッとオススメのチャンネルとプレイリストも紹介していきますので、是非最後までご覧ください!
目次
Lo-fi(ローファイ)とは
Lo-Fi(Low-Fi delity、Lo-Fi music)とは、音楽のレコーディングの際の録音状態、録音技巧の一つで、極端に高音質なものではない録音環境を志向する価値観。転じて、そうした要素を持った音楽自体を表す言葉。対義語は Hi-Fi。
Low-Fidelity の略を起源とするが、日本独自の略語ではなく、英語圏でも同様に Lo-Fi として扱われる正式な音楽用語である。Hi-Fi の場合は再生環境についても言及されることが多く、基本的に再生環境は高音質であるほどいいと考えられるが、Lo-Fi の場合は再生環境について特段の要求はされない事が多い。
Wikipediaより引用
つまり、Lo-Fiとは、音楽のジャンルというよりかはムーブメントの総称のことを指します。
音楽としてはジャズを中心として、音楽をレコーディングするときのレコードノイズの音や少し崩したリズムといった特徴があります。
2018年にはSpotifyで急成長したジャンルのランキング2位に入るなど、近年の音楽業界に新しい風を巻き起こしています。
音楽の専門的無意味ではそういったムーブメントになりますが、世界中で使われているLo-Fiは少し違います。
ざっくりとした意味で、「リラックス+集中できる落ち着いた雰囲気の音楽」といった所でしょうか。
世界中に普及したおかげで、意味合いも広くとらえられるようになってきています。
普及のきっかけとなったYouTubeの存在
Lo-Fi hip-hopno普及のきっかけとなったのはYouTubeのおかげでもあります。
今ではLo-Fiと検索すると、アニメのループの映像が流れて、センチメンタルの曲がバックグラウンドで流れている動画が数多く出てきます。
そもそも、なぜLo-Fi Hip-HopとYouTubeの親和性が高いのか。
理由の一つは「24時間・365日連続でライブ配信ができる」というYouTubeの特性と、リスナーのニーズやライフスタイルが合致したことにあります。
さらに2010年代後半、YouTube側がこうした「ライブ配信をおこなうチャンネルを積極的にレコメンド上位に取り上げる」という仕様になったことも、ローファイ・ヒップホップの認知を高めました。
この仕様により、多くのユーザーの目に触れる機会が増えました。
Lo-FiYouTubeチャンネル
Lofi Girl(旧:Chilled Cow)
特に、このスタイルを確立するきっかけになった代表的なチャンネルが『Lofi Girl(旧:Chilled Cow)』です。
フランスのパリ郊外に拠点を置いて運営され、現在1100万人以上のチャンネル登録者をもつ人気チャンネルです。
女の子が窓際の猫と一緒に勉強している映像はどこかジブリっぽい映像で見る人を飽きさせません。
また、流れる音楽も幅広いジャンルの曲を少し崩したリズムの音楽が流れており、集中したい時やゆっくりしたいときにももってこいです。
24時間ライブ配信がされており、常に世界中の人がアクセスしているので、どの時間帯でも2万人ほどの人が試聴しています。
Chillhop Radio
こちらも同様に24時間配信をしている人気チャンネルです。アライグマのキャラクターがパソコンを触っているアニメが流れているバックでチルでセンチメンタルな音楽が流れています。Bas van Leeuwenによって設立されたオランダ発のYouTubeチャンネルで、ランデシ(L’indécis)といった人気アーティスト作品やコンピレーションも定期的にリリースしています。
InYourChill
背景が少しこれまでと違い、デジタル時計の文字盤がLo-Fiになっているのが特徴。他と同様にオリジナルのプレイリストがあり、SpotifyやApple Musicで聞くことができます。
まとめ
いかがでした?
今回は近年音楽業界で急激に成長を遂げたLo-Fi(ローファイ)について解説し、オススメのプレイリストを紹介してきました。
Lo-Fiは心を落ち着かせたい時や、何か作業などに集中したい時にぴったりなオシャレでどこか懐かしくなる崩れたリズムが特徴です。
音楽としても魅力的ですが、YouTubeでは映像も楽しむことができます。
また、24時間休まず配信されているので、世界中の人が試聴しているのを体感できるのも魅力の1つです。
ぜひ、今回紹介したチャンネルだけではなく、自分のお気に入りのチャンネルを見つけてみてはいかがでしょうか。
最後まで見ていただきありがとうございました。