こんにちは。ブログの記事が増えてくると、書いた記事の内容が古くなってきたり、「過去に書いた下手な記事をリライトしたい」と考える人が増えてくると思います。
また、頑張って書いた記事なのに、なかなか検索順位が上がってこない…といった悩みもあるのではないでしょうか。
今回はそんな悩みを解決するために、ブログ記事のリライトの方法と、タイミングや注意点を併せて解説したいと思います。
これを読めば間違いなくリライトのノウハウを網羅できるので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
ブログのリライトとは?
ブログのリライトとは過去に投稿した記事の文章や画像を見直して、読者が読みやすいように改善したり、内容を追加する作業のことです。
リライトはブログやサイトを運営するにあたって必須となる作業です。
情報は公開した時は最新のものでも、時間が経過すれば古くなっていくのは当然のことです。
定期的にサイトが最新の情報になるように更新していく必要があります。
ブログをリライトする目的
ただ書きたいことを書いている記事ではブログ運営に効果的ではないですし、方向性も定まりません。
リライトをするのであれば、しっかりと目的意識を持って取り組むようにしましょう。
リライトの主な目的は次の3つがあります。
- 検索順位を上げる
- 古くなった情報を更新する
- CV率を上げる
順番に解説していきましょう。
検索順位を上げる
まず1つ目は検索順位を上げることです。
「頑張って書いた記事の検索順位が低い…」と悩んでいませんか?上位表示されれば多くのユーザーの目に留まりやすくなり、アクセス数が上がります。
アクセス数が上がれば、自分のサービスやアフィリエイトの収益アップにつながります。
検索順位を上げるためにはいかにSEOを意識したリライトができるかがポイントとなります。
記事を公開した時に上位表示できなかったからといって諦めずに、リライトを重ねて上位表示を目指しましょう!
古くなった情報を更新する
2つ目は、古くなった情報をアップデートすることです。
時間が経てば、記事を公開した時の情報は古くなってしまいます。
問題集や過去問が「〇〇年版」と最新のものが発行されているのと一緒で、ブログも最新の情報にアップデートしていく必要があります。
SEOの観点からも、更新頻度が高いサイトの方が検索で上位表示されやすい傾向があります。
Google検索では「検索ツール」という更新しているサイトのみを表示できる機能があります。
そういった意味でも、常に新しい情報に書き換えていく事が重要です。
CV率を上げる
3つ目はCV率(成約率)を上げる事です。ブログ方アフィリエイトや自社サービスを提供している人は特に大切にすべき目的です。
検索順位を上げても記事内容がユーザーに合っていなかったり、動線設計がされていなければ収益は発生しません。
コンテンツを充実させたり、読者の潜在ニーズに刺さるコンテンツを意識してリライトする事が大切です。
リライトするタイミング
リライトするのは早すぎても遅すぎてもよくありません。適切なタイミングでリライトをすることで、効率的に検索順位を向上させる事ができます。以下の3つのタイミングを意識してリライトをしましょう。
投稿から3ヶ月経過した時
1つ目は投稿してから3ヶ月〜半年が経過したタイミングです。
新しく公開した記事がGoogleに評価され、検索順位が安定するには時間がかかり、期間が明確に決まっているわけではありません。
3ヶ月〜半年で自分で期間を決めて、リライトできるかどうかの判断をすることをお勧めします。
ただし、そもそも記事数が少ない場合や、サイト開設して時間が経過していな場合はリライトより記事数を増やすことを優先しましょう。もちろん質の高い記事をふやすことを前提にですが。
SEO順位が下がり気味の時
2つ目はSEO順位が下がり気味の時です。投稿して3ヶ月以上経った記事やリライトした記事は、検索順位が右肩下がりになったらリライトしましょう。
検索順位が下がる原因は
- 検索ニーズが変化している
- ブログ全体がペナルティを受けた
- より強力な上位記事が現れた
の3つが挙げられます。
すぐに原因を探り、それに沿ったリライトを心がけましょう。
情報が古くなってきた時
前述の通り、記事内容に古い情報があるとユーザーが離れていく原因になります。
そのため、コンテンツ内容を最新情報にアップデートしたり、自分の考え方が変わったときはリライトすべきタイミングと言えます。
リライトの手順
リライトする記事を決める
まずはリライトする記事を決めましょう。サーチコンソールにログインして、平均掲載順位を確認しましょう。
手順はこちらの記事でも解説していますので併せてご覧ください。
「検索パフォーマンス」→「平均掲載順位」と順にクリックし、URLごと平均順位と検索キーワードを確認しましょう。
検索順位が50位以下の記事をリライト
検索順位が低ければリライトをすべき、というわけではありません。
結論、検索順位が平均50位以上の記事であればリライトすべきですが、それ以下の記事はリライトしても効果的とは言えません。なぜなら、50位以下の記事は残念ながらGoogleから重要性が低いと判断されている可能性が高く、リライトしても大幅な順位アップは見込めないからです。
それならリライトに時間を割くよりも新しい記事を書くほうが有効的です。
基本的には50位以上の記事をリライトするようにしましょう。
検索意図の確認
サーチコンソールで検索キーワードが確認できたら、意図したキーワードと大きく違っていないかを確認しましょう。
記事が上位表示できるかどうかは「検索したユーザーの問題を解決しているかどうか」に集約されます。なぜユーザーがそのキーワードで検索したのかを考える事が重要です。
もし、意図したキーワードと大きく違っていればリライトが必要です。なぜなら、記事に訪れた人の悩みを解決する事ができないため、検索順位の向上が見込めないからです。
コンテンツの改善
リライトしたい記事が決まったら、実際にコンテンツの改善を加えていきましょう。
「大きく内容を変える」のではなく「コンテンツを充実させる」ことが大切です。
記事タイトルの見直し
記事のタイトルやセクション見出しにキーワードがちゃんと含まれているかを確認しましょう。
記事タイトルやセクション見出しはSEOにおいて重要な要素です。
サーチコンソールでは自分が予期していなかったキーワードを見つけることができるので、それらを盛り込んでもいいでしょう。
また、Googleサジェストで検索した時に出てくるキーワードも参考になります。
ユーザーの求める内容かどうか
コンテンツ内容が最新情報でない場合、最新のものに書き換えたり、追加情報があれば盛り込んでおきましょう。
特にサーチコンソールなどから、検索キーワードから自分の想定しているユーザーと違う人が流入している場合、改善が必要です。
その人たちが求めるコンテンツを追加することでさらに検索ボリュームをふやす事ができるので、より多くの需要を満たす事ができます。
内部リンクの追加
内容をより充実させるために、内部リンクを増やすことも重要です。
内部リンクとはサイト内のリンクを貼ることを言い、ユーザーのサイト周回を促進し、離脱率を下げる効果があります。
特化サイトは特に記事同士の繋がりが非常に重要になります。読者の導線設計を意識して適宜内部リンクを張ってコンテンツを充実させましょう。
他のデバイスからのチェック
コンテンツ内容の改善が終われば、PC、モバイル、タブレットなど他のデバイスからアクセスし、ユーザーが見やすい記事になっているかどうかを確認しておきましょう。
文字サイズ、グラフ、画像などデバイスによっては大きすぎたりする場合があります。
ユーザーが離れないようにするためにも見た目にこだわった記事作りを心がけましょう。
Googleにクロールのリクエストをする
次にGoogleにクロールをリクエストしましょう。手順はの時を一緒で、サーチコンソールで行います。
手順はこちらの記事で紹介しているものと同じになるので、併せてご覧ください。
リライトして放置してもGoogleのロボットがクロールしてくれないと検索順位に反映されず、無駄になってしまいます。リライトしたらすぐにリクエストして反映されるのを待ちましょう。
リライトの結果を振り返る
リライトをしてそれでおしまい!ではありません。
対策が正しかったのか、リライトの目的が達成されたのかを確認する必要があります。
検索順位を上げるためのリライトであれば検索順位を確認してどう変わったのかを調べます。CV率を上げるためのリライトであれば、PV数に対する滞在時間の変化などを確認しましょう。GoogleAnalyticsで確認ができます。
リライトをしたから必ず検索順位が上がる、というわけではありません。変わらないことや下がる場合もあります。そんな時は切り替えて新しい記事をまた書けばいいだけです。
リライトする時の注意点
最後に、リライトにおける注意点を紹介しておきます。リライトで心がけるべきは次の3つです。
- 開設したばかりならコンテンツを充実させる
- ユーザーファーストを考慮してリライトする
- 目的意識を持ってリライトする
順に解説していきます。
開設したばかりならコンテンツを充実させる
前述のように、サイトを開設したばかりの人や、記事数が少ない人はまずはコンテンツを充実させることを優先しましょう。
ユーザーファーストを考慮してリライトする
ブログの目的は「読者の悩みを解決すること」です。
読む人がいることを常に意識しながらリライトする事が重要です。
例えば、検索順位を上げることを意識するあまり、キーワードを盛り込みすぎたタイトルにしても、結局何が言いたいサイトなのか伝わらないなんて事になりかねません。
リライトの時も、ブログで大切なことは変わりません。
目的意識を持ってリライトする
前述したリライトの目的を自分の中で明確に決めた上でリライトするようにしましょう。
何も決めずにとりあえず書き直すなんてことはしないようにしましょう。迂闊に内容を変更して記事の方向性がぶれてしまっては元も子もありません。
まとめ
いかがでしたか?今回はブログのリライトの方法とそのタイミング・注意点を開設してきました。
大切なのは目的意識をしっかり持ってリライトすることです。常に読者のことを考えてより満足度の高い記事を書きましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!